浮島神社夏景色
厄は2種類。
年廻りの厄と災難の厄です。
短大時代のクラスメイトとご一緒にお祓いでした。
年齢による厄年
めぐってきた年齢によって定められた厄年のことをいいます。
神社では数え年でかぞえます。
厄年表を見てください。
厄入り・厄晴れ・厄祓い--厄除け
【厄祓い】
平安の時代からあったようです。
男は42歳。
“シニ”につながり、女は33歳。“サンザン”ですね。
この年をはさんで前年が【厄入り】。
後年が【厄明け】といわれています。
この3年間が人生で最も厄介な歳とされ、神社でお祓いを受け、まもってもらう特別な期間です。
いつがいいか?
年明けから節分までがよろしいかと存じます。
熊本では6月1日を良き日として厄祓いを受ける方もおられます。
6月1日はめでたき日。
還暦などの賀寿に最適です。
久留米から
けれども厄は、入って既に半年たった状態になっています。
厄祓いは早めがよろしいかと思います。
混みますし、災いが振りかかる前に祓った方がいいからです。
遅く入って、はやく上がる。
という考えで、歳の暮れに厄入りをし、新年すぐに厄晴れをされるかたもおります。否定はしません。お手伝いもさせていただきます。けれども、上記の考えからベストではないでしょう。
誕生日に来られる方もおられます。
自分なりのラッキーデーがあれば、それも大吉でしょう。
厄については諸説百般、さまざまです。中世では毎年厄祓いをしていたようです。さらに地方によっては、小厄、中厄、大厄と分けているところもあります。
災難・厄を祓う
運をいただく
今年は、なんか変? はっきりしないが、どうもなんかおかしい。
災難の厄とは
• 家の中で怪我、不幸不運が続く
• 事業が、なぜかうまくいかない。原因がわからない?
• 職場で怪我、不運が続発する。
などです。
調べてみたけれど、厄年ではなさそう?
そういった場合は、
【難を消除する厄祓い】
かもしれません。
年齢には関係なく現れる負の状態です。
浮島神社ではそういった方々のための「災難落とし」の厄祓いをさせていただいております。
通常のご祈願に「大祓詞」をプラスして奏上いたします。
それでしばらく、様子を見てください。
うまくいかなければ「人形流し(ひとがたながし)」をします。
厄払いの料金?
玉串料または初穂料といいます。
初穂料または玉串料といいます。
浮島神社では「お気持」で納めていただいております。
多くは、3千円~5千円というところです。神前にお供えさせていただきますので、封筒またはのし袋に「玉串料」と明記し、名前を書いてお渡しください。ご神前にお供えさせていただきます。
お守りはもらえますか?
厄入り・厄晴れ・厄祓いに限らず、すべてのご祈願にお守りを無料で授与しております。
数え年って?
厄年は、数え年でおこないます。数え年とは、お腹に命が宿った時点で1歳と考える日本の伝統的は年齢法で、お正月ごとに年を重ねます。
例えば、暮れの12月31日に生まれた場合、この時1歳です。で、次の日、年が明けて元旦。数え年では、2歳となります。
縁起の良い日はありますか?
毎月1日、15日、大安。旧暦の朔日、十五日をお勧めします。
毎月の1日、15日はキリのいい日です。旧暦の朔日は「朔の日」。月が出ない新月の日、暗闇の日です。浄化作用が強い日とされております。十五日は「満月」です。エネルギーが満ち、御神徳(おおみのり)を受けやすい日です。
あとは、大安。土曜日曜など気安い日で大丈夫です。
浮島神社では、参拝者が来られた日を「足る日」としてお迎えしております。
大安カレンダーです。参考にしてください。
浮島神社の神 “いざなぎの大神”は「祓えの神」
祓戸(はらえど)の神々を産んだ神様です。
浮島神社の主神のお一人“いざなぎの大神”は、祓えを司る神々を生成させてました。このことによって私たちは、嫌なもの、災いなどを“祓う”ことができるのです。
全国各地の神社の祭典にあたって必ず最初に唱える祝詞である「祓詞」という言葉があります。
「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ) 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 禊祓給ひし時に生り坐せる 祓戸大神たち ……」
浮島神社の“いざなぎの大神”が、黄泉から帰還した際、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原というところで、禊(みそぎ)をしました。その時“いざなぎの大神”から「成った」神が祓戸の大神なのです。
浮島神社の男神 “いざなぎの大神”から生まれた祓戸(はらえど)の大神━ハラエの神
順番 |
御神名 |
生まれたもの |
一 |
衝立船戸神 |
御杖 |
ニ |
道之長乳歯神 |
御帯 |
三 |
時量師神 |
御嚢 |
四 |
和豆良比能宇斯能神 |
御衣 |
五 |
道俣神 |
御褌 |
六 |
飽咋之宇斯神 |
御冠 |
七 |
奥疎神 |
御左手の腕輪 |
八 |
奥津那藝佐毘古神 |
御左手の腕輪 |
九 |
奥津甲斐弁羅神 |
御左手の腕輪 |
十 |
辺疎神 |
御右手の腕輪 |
十一 |
辺津那藝佐毘古神 |
御右手の腕輪 |
十二 |
辺津甲斐弁羅神 |
御右手の腕輪 |
大祓の詞の祓神
順番 |
御神名 |
御神徳 |
一 |
瀬織津比売 せおりつひめ |
罪穢れを川から海にもっていく |
ニ |
速開都比売 はやあきつひめ |
罪穢れを飲み込む |
三 |
気吹戸主 いぶきどぬし |
根の國・底の國に息吹を放つ |
四 |
速佐須良比売 はやさすらひめ |
罪穢れを消滅 |
この四柱の神々が罪・穢れを祓ってくれます。
すでに千年
御創建から現在まで“井王家”が宮司を務めています
当主は井王家43代目。宮司としては41代目。浮島神社には井王の人間が3名奉職しております。お祓いはすべて社家の井王が真心をもってご奉仕いたします。
祓いをするのに最適な神社
悪いものを流し去るには“水”が必要です。
水神 井王三郎直久
どんな神社にも「手水舎」というものがあり、口と手をそそぎます。これも禊祓の1種なのです。
浮島神社には“水”がいっぱい
しかも、地の底から湧き出でてる清らかな伏流水です。この水の気を浴びて、すっきりしてください。